トレジャーから発売された縦スクロール型弾幕系2Dシューティングゲームです。
この記事ではドリームキャスト版で解説していきたいと思います。
おすすめする5つのポイント
1.ゲームシステムについて
パワーアップアイテムや、ボムなどがない2DSTGです。
「通常ショット」、「属性切替え(白黒)」、「力の開放」によって攻略していきます。
敵機については同属性、逆属性ともに攻撃は可能です。
同属性の敵弾及びレーザーについては吸収することができます。
つまり当たっても問題がないです。そしてパワーを溜めることができます。
逆属性の敵機については通常の2倍の威力で攻撃が可能です。
2.独特の世界観
ステージ途中に挟まれるテロップや印象的なストーリーテキストが特徴の1つです。
和風テイストな鳥にまつわるボス、自機の名称なども引き込まれる魅力です。
プレイするとその異世界感を感じられることは間違いないです。
3.敵弾やレーザーを吸収
白と黒の2種類の属性があり、自機の機体属性を自由に切り替えることができます。
同属性からの敵弾、レーザーについては当たってもミスにはならず吸収します。
一般的なシューティングゲームは敵弾は回避するものですが、本作は状況により同属性の敵弾、レーザーに当たることが重要でありクリアにおいて不可欠な要素です。
4.力の解放
前述した敵弾を吸収することで、「力の解放」という技を使用できます。
本作においては、シューティングゲームでいう、ボムというものが存在がありません。
ボムに替わる武器として「力の開放」があります。
敵弾を吸収し「力の開放」をどのタイミングで使うかが鍵となります。
5.撃ち返し弾
敵機を攻撃撃墜することで撃ち返し弾がありますが難易度によって異なります。
easy:撃ち返し弾無し
normal:同属性を攻撃すると撃ち返し弾有り
hard:属性に関わらず撃ち返し弾有り
normalであれば同属性を攻撃し、撃ち返し弾を吸収し「力の開放」のパワーを溜められます。
お好みの難易度でプレイを楽しめますが、もちろん私はeasyです。
各ステージについて
チャプター1 「理想」
比較的練習ステージ的な感じなのでなんとかなるはずです。
ここで属性切替えについて理解を深めると良いと思います。
ボス:烏帽子鳥(エボシドリ)
属性を切替えながら攻撃していけばなんとかなるはずです。
チャプター2 「試練」
ブロック地帯は、慣れるまではどちらかの端にいながらやりすごすの有りです。
それでも、属性切替えは都度必要なのでどんどん覚えていきましょう。
ボス:仏法僧(ブッポウソウ)
時間が経つと倒しずらくなるのでできるだけ早く倒したいです。
伸び縮みする各属性のカバーがあります。
伸びた際に中に入り込み、カバーが閉じる前に破壊したいです。
チャプター3 「信念」
高速シャッター地帯は難所の1つです。
シャッターを見るより、シャッター前に現れる敵機を見ていった方がより効果的です。
中ボス:鷸(シギ)
ボス:鶉(ウズラ)
かなり厳しい戦いになるはずです。
砲台を壊すだけ回転が速くなるので注意が必要です。
さらに砲台を半分ぐらい破壊するとレーザーを出すようになるので要注意です。
現実的には砲台を数個破壊し、あとは100秒間耐えるという方法です。
チャプター4 「現実」
開始から狭いエリアで回転する物体から敵弾を属性切替えで回避しつつしのぎます。
ボス:鶚(ミサゴ)
とにかくせまいコア内で交互のレーザーが撃たれています。
少しずつ属性切替えでコアに侵入するタイミングを見計らって攻撃していきます。
頑張るしかありません。
チャプター5 「輪廻」
道中至るところで、自機に向かって弾幕が飛び交います。
都度、属性切替えをしてしのいでいきましょう。
ボス:田鳧(タゲリ)
ここは気合しかありません。
数秒ごとに属性が切り替わった弾幕が飛んでくるので切替えが必要です。
その後、ホーミングレーザーになっていきますが焦らず攻略していきたいです。
最終ボス:産土神黄輝ノ塊(うぶすなかみおうきのかい)
回避するのに専念するだけです。
狂ったように無数の敵弾、レーザーが飛び交っています。
うまく切り抜けてエンディングに到達してほしいと思います。
プラットフォームについて
様々なハードに移植されていますので人気の高さがうかがえます。
色々な選択肢がありますが、パッケージ版は価格が高騰気味です。
コレクターアイテムや資産として所有するという考え方もあるかもしれません。
【パッケージ版】
ドリームキャスト、ゲームキューブ、Nintendo Switch、プレイステーション4
【ダウンロード版】
XBOX360、XBOX ONE、Nintendo Switch
【その他】
アーケード、Android、Steam
駿河屋さんのサイトです
補足情報について
開発元について
開発元はトレジャーという会社です。
「斑鳩」の前作品として、「レディアントシルバーガン」があり、評価が高いタイトルです。3部作で、3タイトル目は「ウブスナ」という作品ですが2024年3月時点でも発売していません。現在も開発を進めているようなので楽しみ待ちたいと思います。
他にも、「グラディウスⅤ」や「罪と罰」という作品も手掛けています。
パズル要素について
チェーンボーナスというパズル要素的でスコア稼ぎが盛り込まれています。
同属性の敵機を3機撃墜するとチェーンします。
白白白、黒黒黒などでOKですが、白白黒や白黒白だとチェーンしません。
他にも遊び要素として、パズルゲームのように敵機を攻撃しなくてもクリアが可能です。
「ドットイーター」という称号が用意されているのですが、慣れてからがよさそうです。
プラモデルについて
コトブキヤから、「飛鉄塊」のプラモデルも発売されています。
シューティングゲームを楽しもう
まとめ
グラフィック、属性を用いたゲーム性、世界観、どれをとっても傑作です。
弾幕シューティング特有の高難易度はあるものの、補う楽しさがあります。
是非プレイを堪能しつつ、エンディングを目指してほしいです。
- 無理せずeasyから始めよう。
- チェーンボーナスでスコアアップを目指してみよう。
- システムが理解でき慣れてきたらnormalもプレイしてみよう。
- 物足りず、やり込みたいのであればhardにチャレンジしてみよう。
- ドットイーターの称号にもチャレンジしてみよう。